Double Door Project

必要な大きさ 

必要な扉

あるホテルのエントランスホールにある大きな木の扉。
どこかの教会についていたものかもしれない
この大きな扉は出入口の機能を失ったかのように開いたままになっている。

しかし、この扉は開き続ける事で機能を担っていることがすぐに分かる。
この木の大きな扉が、完全なるボーダーラインを造り出す。

歓迎と警戒。歴史と未来。思い出と豊かさ。文化と未来。外と内。

ある必要な大きさと美が存在すれば、空間を操作する扉になれる。

開く事も閉じる事も必要のない、自動ドアには作る事のできない境界線。

扉はそこにあるだけで、扉として機能する。
 
| Data |
location:Mexico city,MEXICO
category: object
material:wood

text/photograph by Fujitank

空色のトビラ 

blue door

ひと駅自転車を走らせて寄り道をしてみる。
ふと目に飛び込んできた青い扉。
なんかいいな、この感じ。

| Data |
location:Ichikawa_shi, Chiba, Japan
category: house
material:wood
size: -

text/photograph by Muraking.

小さな鳥居 

torii yamaguchi


鳥居。
数段の階段を上がった先に祀られた神様。
膝よりも低い位置にある神様の住まいを前に、
腰を屈めてご挨拶をしてみる。
どんな神様なのか分からないが、小さな姿を想像してみた。


| Data |
location:Suouoshima, Yamaguchi, Japan
category: Torii
material:wood + stone
size: 30cm

text/photograph by Muraking.

時間の扉 




ジャネーの法則ってご存知ですか。

”考えてみるともう9月、なにやらあっという間に過ぎていったような感覚。”

簡単に言えばこんな感覚のことですが、
その心理的な時間の長さというのが年齢に反比例する、というわけです。

30歳のあなたにとっての10年間 = 3歳の子供にとっての1年間。

時間心理学的にはこのような見解。
”新鮮な経験が多いほど、時間は長く感じる”
よって子供はその感覚がより顕著に現れることになります。

ここに時間の扉が2つ。
”平等な時間の扉”と”不平等な時間の扉”

自分に与えられた時間について、
少しだけ考えるキッカケになるかもしれません。

| Data |
location:Iwaki, Fukushima, Japan
category: -
material:wood
size: -

text/photograph by Muraking.

ドアの向こうの熱帯雨林 




海のすぐ側にある商店街の一角。
どこの商店街にも1つや2つあるでしょう、空き家のテナント。

育ちに育った植物が、人の侵入をかたくなに拒んでいる。
この夏の十分な日差しに、いよいよこの扉を突き破らんとばかりに迫り来る”みどり”。

扉の向こうの過ぎた時間を思うと、少しだけ寂しくなります。

| Data |
location:Suouoshima, Yamaguchi, Japan
category: -
material:steel
size: -

text/photograph by Muraking.