
あるホテルのエントランスホールにある大きな木の扉。
どこかの教会についていたものかもしれない
この大きな扉は出入口の機能を失ったかのように開いたままになっている。
しかし、この扉は開き続ける事で機能を担っていることがすぐに分かる。
この木の大きな扉が、完全なるボーダーラインを造り出す。
歓迎と警戒。歴史と未来。思い出と豊かさ。文化と未来。外と内。
ある必要な大きさと美が存在すれば、空間を操作する扉になれる。
開く事も閉じる事も必要のない、自動ドアには作る事のできない境界線。
扉はそこにあるだけで、扉として機能する。
| Data |
location:Mexico city,MEXICO
category: object
material:wood
text/photograph by Fujitank